

「米軍政下の島の暮らし」
徳之島町文化会館で25日、「北緯二十九度線―米軍政下の徳之島の人たち―」が開催された。奄美群島が1953年12月25日に日本復帰を果たすまで、米軍政下に置かれた8年間の暮らしを、出演者105人を含む総勢約170人で作りあげた“島民劇”を、満員の観客も一体となり大きな感動に包まれた。
劇は、同会館の15周年を記念し町が主催。東京の財団法人地域創造の助成を受け、福岡県太宰府市の劇団道化が制作協力した。
出演者やスタッフを4月に一般公募し、6月から半年間にわたって稽古を重ねてきた。食べるものも着るものも不足し厳しい暮らしの中で、夢と希望を失わずたくましく生きた当時の人々の暮らしを生き生きと演じた。復帰の喜びに沸くエンディングで「日本復帰の唄」を前出演者が合唱すると、観客も立ち上がり会場全体での大合唱となった。
市民劇団として、定期的に素晴らしい劇が演じられるよう期待したい。
(写真:平成21年12月25日 徳之島町亀津にて撮影)
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